11日 3月 2024
私が担任受け持ってきた学生たちがこの3月8日に卒業式を迎えた。コロナで入学式もできず、授業も5月からのオンライン。マスクで顔も個性もわからないままだった。1年次には毎年全員歌う「第九の夕べ」もできなかった。それでも徐々に対面授業が始まり、離れて合奏や合唱をするようになり、3年次には海外研修旅行にも行けた。共に音楽をできる喜びに、今までの分も取り戻すかのように、楽しく、積極的に取り組んだ学生たち。卒業式前日に食事会をした。笑いと涙と共に4年間の思いを語り合った。中退を考えたという学生も数人いたのに、助け合い、支え合って、逞しく素晴らしい仲間へと成長し、全員卒業を迎えた。おめでとう、私の素晴らしき学生たち! /The students my homeroom had their graduation ceremony on March 7th. Entrance ceremonies cannot be held due to the coronavirus, and classes was held online starting in May. I couldn't make ou..
旅立ち / Triumph to heaven
26日 3月 2022
今年の2月は特別だった。皮切りは3日に母が突然激痛で動けなくなり、車椅子と介護ベッドで急遽我が家へ。少し回復した頃の12日、姪の結婚式。その後15日に父の百歳のお祝い。そしてその9日後にその父が他界。家族と極親しい交わりのある方々によって、3月7日に父の天国への凱旋の見送りをした。その後の諸手続きと母の病院通いに一段落した昨日、3回目のワクチンの予約を3月中に取れた。父とのことでは色々な思いがあるが、最終的には、父の人生はただ感謝なものだったと深く思う。玄関先に咲いている沈丁花が甘い香りを放っていた。   February of this year was special. On the 3rd, my mother living alone suddenly got stuck in a severe pain, so I've brought her to my house in her wheelchair. We went to her grandchild's (my niece's) wedding on the 12th wh...

23日 1月 2022
どんどん増える感染者。まだ増え続けるのか、そろそろピークなのか...。そんな中、父の入所しているホームでも、完全に面会禁止となってしまった。窓の外から部屋の中を見るだけの面会も禁止されてしまったのだ。 確かに、スタッフが感染したら大変なことになる。一般の人と幕越しとはいえ、感染力の強いオミクロンにおいては、受付での会話も避けたいのは止むを得ない。 残念だが、時々電話をして様子を聞くしかない。 スタッフの方達も気を使うことが多くて本当に大変だ。だから家にいるより安心できる。ありがたい。 Increasing number of infected people. Is it still increasing, or is it about to reach its peak? Under such circumstances, visits were completely prohibited at the elderly home where my father was admitted. Visits that look only inside the room from o...
蝋梅咲く /  Winter-Sweet
18日 1月 2022
取手にある付属高校の花壇にある蝋梅がびっしり花をつけていた。蝋梅が咲いているのを見ると、ああ、冬ももうすこしで終わる!という思いになる。 本当にロウを塗ったかのような質感の花弁。花言葉を調べたら、「ゆかしさ、慈しみ、先導」とあった。まだ花が少ない冬にそっと花を咲かせる姿から「奥ゆかしさ」が、また、寒い冬、相場いが心に優しく寄り添ってくれるような花、そして香織であることから、親が子を慈しむような深い愛情を意味する「慈愛」がつけられたとか。 蝋梅(ロウバイ)の名の由来は様々あるようだ。中国の「蝋梅」(ラーメイ)を日本読みしたもの、花の色の光沢が蜜蝋を連想させるから、蝋月(陰暦の12月)に花が咲くから、などなど。 'Winter-sweet' of the attached high school in Toride was full of flowers. When 'winter-sweet' blooms, 'oh, winter is going to over with a little more' I feel like that. Petals with a text...

珍しく関東でしっかり雪 / Snow!
07日 1月 2022
もっと美しい雪景色があちこちで見られたこととは思うが、写真は我が家の翌朝の庭。久しぶりにしっかり降っている雪は、窓から見ている分にはとても心はずむ。しかし、翌日の行動を考えるとせっせと雪かきをしなくてはならない。我が家の前の道は日当たりが悪く、踏み固められた雪はいつまでも溶けることなく残ってしまう。しかし既に一度車が通った轍(わだち)は凍っている。近所の方達と力を合わせて、せっせと作業するも、雪は夜まで降り続き、さっき綺麗にしたところもすぐ真っ白になる。雪かきは嫌いじゃないのでそれなりに楽しんだ。  I think you could see more beautiful snow scenes, but the photo is my garden the next morning at my house. The snow that has been falling firmly in a long time is very exciting to see from the window!But we had to shoveling snow for using car n..

元旦にハイビスカス!/ Hibiscus on New Year's Day!
01日 1月 2022
室内に取り入れているハイビスカス。日本列島が寒波に見舞われているこのお正月元旦に、昨日までつぼみだったハイビスカスが2輪も咲いた。嬉しいような、困ったような...でも素直に喜びましょう! 今年もいろんなことに感謝しながら、希望の中を歩みたい、と抱負を書いてみた。

雲海のような雲 / Clouds like a sea of clouds
24日 12月 2021
今日は大学年内最後の授業。車を走らせている時、ふと空を見たら雲がもくもくと面白い。うろこ雲が密集したような、その向こうから太陽が透けて見える感じが、なんとも不思議な感じだった。写真は信号で停まった時に。

第九 /  Beethoven the Ninth Symphony
14日 12月 2021
毎年音楽学部の1年が1年かけて練習を積み、第九を演奏する12月。しかし今の2年は昨年春学期にはオンラインで、秋学期には授業そのものができず、今年度の秋学期にやっと対面で授業を実施、1年と合同で今年晴れて演奏会を持つことができた。しかし、舞台にはオーケストラのみ。合唱は客席にしっかり間隔を取って配置、マスクをして2階席の聴衆に向かって歌った。メンバーもいつもは履修学生の他に教員、SOAのメンバー、希望する先輩たちも一緒に歌うのだが、今年は履修学生のみ、男声合唱も人数を抑えて行われた。マスクをしたまま歌うのはさぞかし息苦しいことだろう。それでも思いの丈を表現し、感動を覚えた。会場以外の学生たち、教員、家族たちはライブ配信で聞くことができた。会場のわずかなお客さんは一生懸命拍手して感動を伝えた。ありがとう。 Every year, a freshman in the Faculty of Music spends a year practicing and playing Beethoven's Ninth Symphony in December. However, the firs...

04日 12月 2021
今日は音楽学部の定期演奏会だった。オーディションで選ばれた学生たちがそれぞれの努力の結晶を演奏した。まだ伸び代を感じるものであっても、若々しく誠実に取り組んできた演奏は、清々しく聞いていて気持ち良い。と言っても、お客様は教員と学生、出演者の父兄のみの寂しい観客。あとはライブ配信で電波の向こうで聞いてくださった方々もいる。会場で聞いた私には快い演奏会の余韻が残る。残念ながらここに写真や映像を載せることはできないが、これからYouTubeで順次アップしていく予定とのこと。 Today was a regular concert of the faculty of Music, Seitoku University. Selected students played the culmination of their efforts. Even if there is a margin for the growth, the performance that they have been working on sincerely is pleasant to hear refreshi...
美しいグラデーション! /  How beautiful gradation!
24日 11月 2021
11月24日に学校の防災訓練があった。揺れがおさまった状況で、それぞれの建物から外に出て安否確認シートを集める。いつもなら消防署所長の訓戒があるのだが、今年は密の時間を減らすため、学長の訓話のみ。その後、自由参加で消火器の体験訓練があり、それにも参加。そんなとき、ふとこの木の美しさに目がとまった。まだ緑の所から黄色、赤へと上に行くに従って紅葉の度合いが進んでいる。思わず見とれた。 There was a school disaster drill on November 24th. An earthquake occurred. After the shaking subsided we go out from each building and collected safety confirmation sheets. Normally, there is a cautionary tale from the director of the fire department, but this year, in order to reduce the crowded time, ...

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